【読んだ】1日ひとつだけ、強くなる。/梅原 大吾

プロゲーマーである梅原大吾さんの著書。
久々にkindleで買って読んだ。
以下、メモしたこと。

腹を立てるのは「相手をコントロールしたい」という気持ちがあるから

プロとして格闘ゲームをプレイするウメハラさんであるが、
大会上のルールなどで、どうしようもないことに出くわすこともある。
大抵のプレイヤーならば、腹を立てて「どうなっているんだ」と思うが、
それはコントロールしたい、勝ちたい、「あいて」が向こうにいるからで、
自然現象だと思えば、腹もたてられないという。

確かに仕事上で自分のせいじゃなかったりすることも、
なんでだよって思うけど、それもこれも思い通りにならないことに、
腹を立ててるだけなんだよなって思う。

苦手な相手もゲーム感覚で攻略すればいい

苦手な相手に出くわしたときは、
・ 自分のほうから関わる。
・ 嫌なヤツほど、「これチャレンジしがいがあるかもしれない」と思ってみる。
・ 相手が嫌な態度を取っている理由がわかれば、
  「じゃあ、こうしてやれ」といろいろな対策を立てる。

大丈夫、たとえスコアが悪くても、命までは取られない。
そのくらいでやってみる。

読みや直感は行動に移さないと鈍る

自分の名前にも使われている直感の文字。
「こうしたほうがいい」、「こうしたほうがよさそう」という
人間の直感はだいたい当たるし、普段からその通りに行動をしていたほうがいいという話。

1日ひとつだけ、成長をメモする

これは明日から早速、実践したいと思えたこと。
目から鱗。
ただ漠然と日々を過ごすのではなく、どんな小さなことでもいいから、
成長を実感する瞬間を作る。

成長の実感→モチベーション(及び練習)→成果→成長の実感・・・
という「成長のループ」ともいえる好循環を自ら作り出すこと。
ここにウメハラさんの強さの秘訣があるし、
どんなことにも当てはめることができることだと思う。

僕がやっている方法は、「新しい発見を毎日メモして、成長を確認する」というもの
成長への期待、それが自分を動かす原動力

やっぱりウメハラさんの著書は面白い!

背水の逆転劇