豆から淹く、コーヒーの贅沢

コーヒーを豆から淹れるって、最近めちゃくちゃ贅沢だなと思って。

「めんどくさくない?」

って思うかもしれませんが、その面倒くささが逆にいいというか。

わざわざスケールで何グラムか量って、ミルにかけてグワーッと豆を挽く。そうすると部屋にコーヒーの香りがふわぁっと漂って、なんだかいい時間が流れている気がするのです。

ちょっとした儀式みたいに、フィルターを折ってセットすると、そうこうしているうちにお湯が沸く。最初は蒸らしのために、ちょろっとお湯を垂らすと、豆が眠りから覚めたみたいに、むくむくと盛り上がってくる。15秒くらいたって、盛り上がった山を崩すようにお湯を”の”の字に円を描くようにドリップ。

そうすると、ポタポタとコーヒーが抽出されるので、たらーっと流れるさまを眺めながら、何度かお湯を注ぐ時間が、最近の至福の時間。

豆もスーパーで売られているようなものだと、どこかテンションが上がらない。我が家ではコーヒーカジタの豆がお気に入りで、残り少なくなったりすると、「買いに行かないと!」なんて禁断症状が出たりします。(時々買いそびれたりすると、どこかしっくりこない朝の時間)

コーヒーのお供にはやっぱり甘いものをチョイスしてしまう。最近では娘もいろいろな種類のドーナツを食べれるようになってきたので、ミスドに行く頻度が増えている気がします。

インスタントも手軽に飲めていいけど、一度、豆の状態からコーヒーを淹れてみてほしい。もっとコーヒーが好きになるはず。

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