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恐竜と国境の街、内モンゴル「エレンホト」へ行ってきた

出張で中国の内モンゴル自治区シリンゴル盟に位置する、モンゴル国との国境の街「エレンホト」に行ってきました。

日本人が行く機会はあまりない街だと思うので、備忘録かねて記録しておこうと思います。

フライトはフフホト市経由で。窓からの形式は一面茶色。土と草しか見えません。

併記してある文字はモンゴル文字。空港は比較的綺麗でTHE・中国の地方空港という感じがします。

フフホトからの機体はボンバルディア。航空会社は華夏空港。座席は広めだけど、機内はけっこうボロかったです。音も大きく、終始変な音がなっています。

離陸の時にめちゃくちゃ左右にゆれて、まっすぐ進んでいるはずなのに、心の中で「なんで?!」と思いながら飛び立ちました。

スチュワーデスの方の席もとても小さく、不機嫌な感じでずっと下を向いているのが印象的でした。

フフホトからエレンホトは約1時間弱で到着。

目次

エレンホトとは

  • 古くから中蒙間の陸路交通の要衝であり、現在も国際鉄道が通じている。
  • 「恐竜の故郷」として知られ、市内には多数の恐竜のモニュメントが設置されている。
  • 中国とモンゴルの文化が混在し、国境都市特有の雰囲気を持つ。
  • 公用語として中国語(普通話)及びモンゴル語が使用され、看板等にも両言語の併記が見られる。
  • 国境貿易が盛んであり、両国の商品を取り扱う市場が存在する。
  • 広大な草原地帯が広がり、自然景観も特徴の一つである。

空港周辺は本当になにもなく終始地平線が広がっていました。

恐竜の街と呼ばれており、車窓から何度か遠くに恐竜のモニュメントを見かけました。

どの看板にもモンゴル語とロシア語が書かれており、さすが国境の街といった様子。

二連浩特国門景区

出張の合間の空き時間を利用して代表的な観光名所へ。こちらはエレンホト国門景区と呼ばれる場所。この門の向こうがモンゴルになるため、入国するにはビザがいるとのこと。(その場でスタッフ通じて申請するも却下されました。)

エレンホト国家地質公園

その流れで世界的にも有名な化石が発掘されたという国家地質公園まで足を伸ばしました。

ティラノサウルスやブラキオレイドス、プテラノドンのようなモニュメントが右にも左にもたくさんあります。

入場料金はなんと10元(約200円)。

道を歩いていると小型のタイプの恐竜の化石が普通にありました。

さすがにケースで保護はされているものの、あまりにも普通にありすぎてスルーするところでした。

左側が頭部分で綺麗に全身が発掘されています。

建物の中には恐竜の卵があるようです。

ケースには入っているものの、この前発見されたのではないかと思うくらい、あまりにも卵の状態で保存されています。なんの恐竜の卵なんだろうか。

これ全部本物の骨?!と思うくらい散乱した状態で見ることが可能です。

こちらは恐竜の化石発掘の歴史から、いかにここが重要な場所であるかをアピールするような施設になっていました。

調べてみるとティラノサウルスの仲間の骨が見つかったようです。

こちらも基本的には見つかった骨を透明な通路を渡りながら見るスタイルです。

通路からおりたら、そのまま拾って帰れそうなくらい近い距離で見ることができます。

お決まりのお土産コーナー。スタッフはいませんでした。

どこかもの悲しげな様子を見せている人形たち。当時もこんな雰囲気だったんだろうか。

外には工事が途中で中断されたであろう恐竜のモニュメントもありました。中国らしいといえば中国らしいですね。

いくつになっても男なので、恐竜はテンションあがりますね。2回目はおそらくないだろうけど、行ってよかった街「エレンホト」でした。

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