柳宗理さんという工業デザイナーを知っていますか。
その名前は知らなくとも、柳宗理氏がデザインしたカトラリーや家具などは一度は目にしたことがある方も多いハズ。ガイドブックに載らない（もしかしたら載っている本もあるかも）名所として、自分的に一番行きたかった場所がここ「柳宗理記念デザイン研究所」。
出身地でもない柳宗理氏の記念館がなぜ金沢にあるのかというと、金沢美術工芸大学の教授を約50年間努めていたから。（大学受験する際に、デザインに興味を持っていたなら通いたかった…！）
20世紀に活動した日本の工業デザイナーとして、戦後日本の工業デザインの確立と発展における最大の功労者と言われる柳宗理氏。代表作の独特な形状のバタフライスツールやヤカン、フライパンなどはセレクトショップなどで一度は見かけたことはあるかと思います。
こんな立派でほとんどのデザインを楽しむことができる場所なのに無料開放しているなんて！いまからここでおままごとできるかっていうくらい、すべての家具、道具が揃っていて否が応でもテンションが上ります。
飾られているカトラリーを眺めては、やっぱりいいなぁなんて思いつつ、次はどのカトラリーを購入しようか真剣に悩んでしまいます。
コロナのため実際に触れることはできませんでしたが、食器や家具を使うとどんな雰囲気になるのか、感じることができるように展示されています。
家具も余白があり、置いているだけで存在感が感じられます。
代表作のバタフライスツール。リビングに置いてあるだけでも、雰囲気がグッとアップすること間違いありません。欲しい。
というわけでちゃっかり天童木工さんのカタログを頂いてきてしまいました。無料かつひがし茶屋街からも徒歩圏内で行ける場所にあるため、デザインに興味がある方は是非足を運んでみてほしいと思います。
柳宗理記念デザイン研究所
